~江戸の面影を今に残すフォトジェニックな町並み~
かつては江戸時代の城下町として栄え、蔵造りと呼ばれる建築様式の古い土蔵や商家が立ち並ぶ町並みで知られています。明治時代から続く菓子屋横丁には、昔ながらの菓子屋や駄菓子屋が軒を連ねています。
◆小江戸・川越のシンボル「時の鐘」
小江戸川越のシンボルともいえる存在ともいえる時計台。寛永年間(1624~44年)、川越城主酒井忠勝が城下に建てたのが最初で、時間を知る術がなかった当時、庶民たちに時を告げる手段として親しまれる存在でした。現在の鐘楼は明治27年に再建された4代目ですが、構造自体は江戸時代の姿そのまま。現在も6時・12時・15時・18時の一日4回、鐘の音が小江戸の町に響き渡ります。
◆「川越大師」の名でも知られる名刹「喜多院」
慈覚大師円仁が830年に建立したと言われ、境内には数多くの重要文化財の建造物が立ち並んでいます。徳川家との縁が深く、寛永15(1638)年の火災後の再建時には、江戸城内の家光誕生の間や春日局化粧の間が移築されました。
◆色とりどりのお菓子がフォトジェニック「お菓子屋横丁」
川越はお菓子の宝庫。美しい石畳の道に飴や駄菓子、漬物店など22軒が連なる横丁。その始まりは明治時代にも遡り、今も人情味のあるレトロ風情が残っています。焼きたてあつあつの煎餅店や手作業で飴屋など、懐かしい駄菓子に出会えます。川越名産のサツマイモを使ったスイーツは、旅人たちを常に魅了します。
◆皮はこんがり、身はふんわり 名店揃いの「うなぎ屋」
川越には海がないため、貴重なたんぱく源としてうなぎを食べる習慣が古くからありました。実際、川越市内を流れる入間川や荒川などでは、戦前まではうなぎが獲れていたそうです。また、江戸と密接な関係にあったことから醤油づくりも盛んだったため、江戸とあまり変わらない時代にすでに蒲焼きが食べられていたと考えられています。香ばしさに誘われ、どうしても足を運びたくなります。
川越プリンスホテル
西武新宿線の本川越駅に直結という好立地にある「川越プリンスホテル」。都心から特急で最短44分と近く、歴史と文化の香り漂う小江戸“川越”に、新しいコミュニケーションを提案する都市型ホテル。
ツインルーム ロビー